数十店舗の飲食店を事業展開している当社において食品サンプルの導入は初めての試みです。

お客様の導線の基点であるエスカレーター及びＥＶホールから店舗へのアイキャッチ強化やファサードのイメージチェンジ、さらにはアピールしたい商品など、様々な課題を解決する手段として導入を実施いたしました。

現代のハワイのイメージである木調をベースにスチールのフレームでアクセントをつけたケースのイメージは、視認性はもちろんファサードの雰囲気と調和した仕上がりに。棚板を排除した内部にはテーブルシーンの再現を中心にオリジナルメニューを程よく展示することでアピール商品の売上も増えました。

ウェイティング時などでは、友達やカップル、家族連れのお客様などがサンプルケースを見ながら楽しく会話をされている様子がみられ、まさに「料理を選ぶ楽しみ」を提供できたと思います。

駅ビルのレストランフロアに「とんかつ専門店」としてオープンした「恵比寿 かつ彩」。
バラエティに富んだ飲食店がひしめき合うレストランフロアにおいて「とんかつ専門店」としての商品の彩りをどうやってお客様に伝えていくか時間帯、曜日で変わる客層に合わせた商品をどうやって訴求していくかが課題となり、食品サンプルとディスプレイを導入することで解決を図りました。

食品サンプルを使い食材の素材感をアピール。店舗のイメージに合わせた展示用の備品類などを使用し、効果的に食品サンプルを並べることでフロアを歩くお客様の目を引き、立ち止まる時間が長くなりました。
特に若い女性のお客様においては、「ただのとんかつ屋ではない」という期待感を伝えることもできたようです。
また備付けのサンプルケースとは別に、出し入れのできる移動式のサンプルケースを使用することで時間帯、曜日で変わる客層に合わせた売りの商品を的確に訴求することができました。

移動式のサンプルケースに置いた商品の出数がすごく伸びています。
このサンプルケースを使うことで銘柄豚のとんかつなどもよく売れ、「客単価」アップに貢献をしています。